リハビリテーション
リハビリテーション科では、患者さん毎に評価を行い、その結果に合わせた理学療法計画を立てています。提供している理学療法は、徒手療法・運動療法を中心に物理療法と組み合わせておこなっています。脊柱管狭窄症やヘルニアなどの背骨の疾患、変形性膝関節症や肩関節周囲炎などの手足の疾患、スポーツ障害、骨折など様々な疾患が対象となっています。
患者さんに、より質の高い理学療法を提供できるよう、定期的な院内の勉強会だけではなく様々な講習会などへ参加し、日々研鑽しています。
徒手療法

機能評価に基づき、機器を用いず、セラピストの手を用いておこなう治療法です。骨・関節系には本来の大きさや質を出していく手技をおこないます。筋肉などの軟部組織系には痛みの軽減や柔軟性の向上を図る手技をおこないます。それらによって関節を動かし易くしたり、力を入れ易くしたりしていきます。
当院では、運動器徒手理学療法認定士(OMPT:Orthopedic Manipulative Physical Therapy)が在籍しています。国際整形徒手理学療法連盟(IFOMPT)に認められた国際教育基準に沿った講義と実技を学び、その技術を提供しています。日本では現在64名のOMPTが活躍しており、北海道では11名となっています(2018年時点)

運動療法

徒手療法で改善された骨・関節や筋肉の働きを維持・改善するために、適切な運動や姿勢の練習をおこないます。日常生活や職業・スポーツなどの姿勢や動作を改善し、症状の軽減と再発予防を目的としています。さらにセルフエクササイズの提案もさせていただき、ご自身でケアを行えるようになっていただく事が最終的な目標になります。

物理療法

温熱療法・電気療法・牽引療法など、物療機器による消炎鎮痛治療をおこなっています。

その他
  • 骨粗鬆症リエゾンマネージャーによる骨粗鬆症患者さんへの運動指導をおこなっております。
  • GPT(ゴルフフィジオセラピー)によるゴルフに特化した障害予防の理学療法をおこなっております。

※ご希望の方は担当医師にご相談ください。

スタッフのライセンス